医療従事者は、命を預かっているという職業倫理から救急患者の受け入れや入院患者の急変があれば、可能な限り昼夜を分かたず対応してきました。一方、医療従事者の過重労働が社会問題となっております。そのため、神崎中央病院では、医療従事者の健康保持、安全、安心な医療を提供するためにも、業務負担の軽減について対策を行っています。ご協力をお願いいたします。
これまで病状や手術・検査などに関連する説明は、患者さんやご家族の希望をお聞きし、可能な限り対応させていただいておりました。そのため、医療従事者の慢性的な超過勤務の一因となっていました。これを解消するため、診療に関連する説明やご相談はなるべく勤務時間内に終了できるようにご協力をお願いいたします。ただし緊急事態の場合はこの限りではありません。
当院では、患者さんの診療を主治医(担当医)と主治医の所属する診療科の医師がチームを組んで実施しています。したがって、土日・祝日および平日夜間の診療については、当直医や診療科オンコール医師が対応いたします。もちろん必要に応じて主治医(担当医)と連絡をとりながら適切に診療をおこないますのでご安心ください。
当院では入院後のトラブル(情報の行き違いやご家族間での治療方針の相違)を避けるため、事前に患者さんとご家族の間で患者側責任者(キーパーソン)を決めていただき、患者さんとキーパーソンを通して病状説明や治療を進めております。
既に病状説明を実施しているキーパーソンとの調整がつかない等の場合には、ご家族のみへの病状説明を実施できない場合がございますので予めご了承ください。
なお、ご遺族から患者さんの死亡に至る経過説明依頼やカルテ情報の開示依頼があった場合には、「診療情報の提供等に関する指針」(厚労省通知)に基づき対応しております。詳しくは受付窓口までご相談ください。
神崎中央病院は、一般病床、障害者病床、療養病床、回復期リハビリテーション病床を有するケアミックス型の病院です。 診療科は、内科・外科・整形外科・泌尿器科(休診中)・リハビリテーション科・人工透析内科です。他科受診の際には、近隣病院と連携しております。専門的な検査や治療・手術を必要とされる場合は、連携病院へ転院の上、治療を受けていただきます。