当院のOT(作業療法士)は、患者さんの最高機能を引き出すことを意識しながら運動療法・ADL練習、また歩行練習も実施しています。 さらに車の運転が必要な方には自動車教習所での運転適応検査などにも同行し、患者さんの社会復帰に繋がるよう介入しています。
患者さんは発症から2ヵ月以内の回復期から長期間入院されている療養期の方が主となります。患者さんそれぞれの予後を想定し、何が必要かを考えながら介入しています。また、ご家族面会をできるだけ多く実施し、患者さんのことを一緒に悩み・喜び合える環境づくりにつとめています。
新人は、リハビリテーション部として入職から1年間で3つのプログラムを学び、セラピストとしての基礎を学べる体制がしっかりと組まれており、2年目以降だと科内勉強会を月に2回実施しています。
ほかにも、当院は病院全体の勉強会が2~3ヵ月に1回は実施されています。
時系列になってしまいますが…まず、4月に新入職のPT(理学療法士)6名入職しました。8月には回復期リハビリテーション病棟夏祭りを実施し、9月と10月にOT(作業療法士)が1名ずつ入職しました。
当院はベッド数400床なので、リハビリスタッフが増えるとできることも広がると実感しました。また、10月に「滋賀県リハケア学会」と3月には「回復期リハビリテーション病棟協会研究大会」で発表を行う機会もありました。
リハビリテーション科は病院の1階と最上階(5階)にあります。最上階はとても眺めがよく、タイミングがあえば見ると幸せになれるという伝説の?!「ドクターイエロー」も見ることができます。
「新幹線のお医者さん」と呼ばれるドクターイエローをリハビリ室やリハビリ中に屋上まで見に行くというリフレッシュがスタッフの中で人気です。