看護部

学会参加報告

参加学会名

第47回日本看護学会-看護教育-学術集会

参加者

神崎中央病院 4A病棟 疋田 裕紀

参加した感想

第47回日本看護学会-看護教育-学術集会に参加して学生、新人、現任、補助者など様々な対象に対して多種多様な方法で教育をおこなっていることがよくわかった。その中で印象に残ったのは、教育方法の電子化と退院支援看護師の育成である。 教育方法の電子化では電子書籍を利用しての授業やe-ラーニングでの研修、国家試験対策など紙媒体から電子媒体へ移行しており、より効率的に教育ができていると感じた。自施設でも新人・現任教育などにe-ラーニングを活用することで効率的に教育できるのではないかと感じた。
退院支援看護師の育成では、院内で退院支援の研修を行い、院内の退院支援看護師として認定することで役割が明確化し退院支援をスムースに行えることができるという研究であった。地域包括ケアシステムが構築され、在宅退院が進められる中、退院支援看護師の役割は重要である。しかし、専門に退院支援を学んでいるわけではないため、退院支援の方法がわからず滞ってしまうことが多い。そのため、退院支援看護師を院内で認定し役割を明確することは重要であると感じた。
自施設では学生の実習もなく、新人看護師も少ない。ほとんどが中途採用であるため統一した教育が難しいと感じている。今回、学術集会で学んだことを活用して自施設での教育に役立てていきたい。

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